2014/09/11   

8月の読書記録。
慌ただしかったのか、何読んだかよく覚えていなかったが、こうやって振り返ってみると、いい本に出会っていた。『偶然の装丁家』は人にすすめた。『捕食者なき世界』はタイトルさえもう少し頑張れば『沈黙の春』と同じくらい注目されるのにと思った。『エイリアン』はH・R・ギーガー氏を偲びながら。『物語ること、生きること』は内容もさることながら本の作り方に敬服した! 

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3500ページ
ナイス数:39ナイス

白いへび眠る島白いへび眠る島感想
読んだのは文庫本。三浦しをんさんて書くもの幅広いなあと思いつつ、でも人のことを書くのが好きなんだろうなあと。人と人の繋がり、人と人じゃないものの繋がり、人と人が神と崇めているものとの繋がり――いろんなものがあって楽しいなあ......っと! ファンタジーですね
読了日:8月28日 著者:三浦しをん
土と生きる――循環農場から (岩波新書)土と生きる――循環農場から (岩波新書)感想
昔、学生運動をやっていた人たちが自然農法にいくのには何か理由があるのだろう。その共通点は何? しかし、このタイトルと本全体の内容は、ある意味反則だ。著者のことを全部語るなら「三里塚から循環農場へ」とかだろう。でも、それじゃ売れないと編集者も考えた結果か。結局、興味をもった「循環農法」のことも中途半端にしかわからなかった
読了日:8月26日 著者:小泉英政
物語ること、生きること物語ること、生きること感想
「獣の奏者」シリーズ、「守り人」シリーズの著者上橋菜穂子さん、国際アンデルセン賞作家賞受賞おめでとうございます! ご自身のことを書かれるなんて......と思ったら、「構成・文 瀧 晴巳」とある。インタビューして書かれたそうだが、まったく違和感なくて、上橋さんが書かれているよう。素晴らしい! そしてそしてこの本1000円なんです。こんな時代に、この価格。いろいろなところに感心してしまった。あっ、内容はもちろんグッドです
読了日:8月24日 著者:上橋菜穂子,瀧晴巳
エイリアン 虚空の影 (竹書房文庫)エイリアン 虚空の影 (竹書房文庫)感想
映画『エイリアン』と『エイリアン2』の間の物語と帯にあった。すごく読みたかったのかというと、そういうわけでもなく、映画『プロメテウス』がスピンオフだと知らずに見て、エイリアンの世界観が面白いなと思っていた、その流れで読んでしまったのかもしれない。ひとつの物語がまずあり、それにいろいろな人が肉付けし、理由づけし、世界ができていくのはすごく素敵だと思う。混血エイリアンの登場とか、リプリーの娘のアマンダが母を探して旅立つストーリーが用意されているとか、まだまだこの世界は続くようだ
読了日:8月22日 著者:ティム・レボン
逃げる中高年、欲望のない若者たち逃げる中高年、欲望のない若者たち
読了日:8月22日 著者:村上龍
夜の床屋 (創元推理文庫)夜の床屋 (創元推理文庫)感想
時間があるのに本を持ってなかったので、駅の本屋さんで何となく購入。短編集の集まりで、一つひとつは、こんなものかと思いながら読んでいたのだけど、最後の3編あたりで、あれ? と思ったら、最後は、おお! だった
読了日:8月15日 著者:沢村浩輔
逃げる中高年、欲望のない若者たち (幻冬舎文庫)逃げる中高年、欲望のない若者たち (幻冬舎文庫)感想
書かれたのは2009年から2010年。もう5年前のエッセイになる。あまり変わっていない世の中と、サッカーW杯は南アじゃなくて、ブラジルがもう終わったんだよという4年の流れは感じる。 デビュー当時はとんがった印象だったが、今は社会に対して責任持って接しているといった感じなのかなあ。とんがった印象だったのは、自分の意識が追いついていなかったのかもしれないなあと思ったりして
読了日:8月13日 著者:村上龍
捕食者なき世界 (文春文庫)捕食者なき世界 (文春文庫)感想
面白い! 「頂点捕食者」が存在するからそこに生きている生き物たちのバランスがとれていて、頂点捕食者を排除すると一気にバランスが崩れ、絶滅する種も......。ああ、面白い
読了日:8月11日 著者:ウィリアムソウルゼンバーグ
役小角絵巻 - 神変 (中公文庫)役小角絵巻 - 神変 (中公文庫)感想
国をまとめようとする皇と、もともとそこに住む"まつろわぬもの"たち。国は誰のため、というなかなか答えのでない、でも考えなければいけないテーマ。お互いの主張は、戦いを生み、相容れることはなく......。 今世界中で生きている戦争だって、こういったことが原因のひとつだったりする。じゃあ、平等に分け与える社会主義がいいのかといわれると......ううむと唸るしかない。読み始めてすぐに気が付いた。これ、単行本で読んだ
読了日:8月8日 著者:山本兼一
ロカ (講談社文庫)ロカ (講談社文庫)感想
中島らもさんの遺作。未完。本当にIQが185あったんだろうなあ。生きているのがなんとなく息苦しくて、自失するために酒飲んでドラッグやって......死がすぐそこにいるのをわかっていて、そっちに足をちょっと伸ばしてみたりして、本当に逝ってしまった。「生きていたら......」という言葉が似合わないらもさん、今どこでなにをしていますか
読了日:8月5日 著者:中島らも
偶然の装丁家 (就職しないで生きるには21)偶然の装丁家 (就職しないで生きるには21)感想
「僕は自己紹介が苦手です」とはじまる。読み終わったら、「そりゃそうだろう」と思う。人ってさまざまなバックボーンを抱えていて、その時々、捨てながら、選択しながら生きているのだとおうも、だから、自己紹介って自分の中で選ばれた自分を表に出すので、そんなに難しくは考えない。少なくとも自分は。著者のバックボーンは、とてもすてきだ。前半部分、後半部分、内容は一変するが、すべて矢萩多聞という人のこと。人にすすめたくなる一冊
読了日:8月3日 著者:矢萩多聞

読書メーター

2014/08/05   7月の読書記録

7月の読書記録。
なんだか読んだ本の系統がバラバラ。前月の反動で数をこなそうとしていたのか......。じっくり本と向き合わないと、本がかわいそうだ
2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3958ページ
ナイス数:25ナイス

自然療法が「体」を変える (知的生きかた文庫)自然療法が「体」を変える (知的生きかた文庫)感想
薬でかえって体を弱くするとか最近よく聞くけど、本当にそうなのかもしれない。「自然治癒力」って言葉で一括りにされているけど、ようするに生きようとしている人の体って、けっこうなパワーを秘めているってコトじゃないだろうか
読了日:7月30日 著者:東城百合子
見えないチカラを味方につけるコツ見えないチカラを味方につけるコツ感想
スピ系のダイジェスト本みたい。 著者は3社も会社を運営している人のよう(知らずに買って読んだ)。表紙の処理がすごくすてき
読了日:7月28日 著者:山﨑拓巳
深海のアトム (単行本)深海のアトム (単行本)感想
震災や原発問題に、作家が対する方法があるとしたら、この本のように物語の中にテーマを盛り込む、あるいはダイレクトにそれをテーマとする、ということなのだと思う。おきてしまったものは仕方ないが、その後の対応の仕方が重要なのだ。作家は作家の脳みその中で解決方法を模索する。だから無条件にこの本のことを支援する。内容は、もっと悪いやつはのさばっちゃうんだろうな......と思いつつ、やっぱ人間っていいなと少しは希望が持てるところが好き
読了日:7月24日 著者:服部真澄
徳川家が見た幕末の怪 (角川oneテーマ21)徳川家が見た幕末の怪 (角川oneテーマ21)感想
幕末のエピソードは、いつ読んでも面白い。たかだか150年くらい前の話なのに、わからないことだらけ。歴史は、残るものが、残るものに都合のいいように残すものなので、永遠に知ることができないことがたくさんあるんだろうな。なんて考えると、今をきちんと判断して、残すこと、伝えることって大切なんだと改めて思う
読了日:7月19日 著者:徳川宗英
野垂れ死にの覚悟野垂れ死にの覚悟感想
対談本の面白さは、広く浅くなんだろうなあ。そのテーマ、もっと知りたい! と思ったら、それぞれの人の著書を読まなければならない。当たり前といえば、当たり前か......。しかし、爽快なふたりである
読了日:7月16日 著者:曽野綾子,近藤誠
百鼠 (ちくま文庫)百鼠 (ちくま文庫)感想
本棚に隠れていたのを見~つけて読む。実質的な内容の本ばかり読んでいると、純粋に文章を読むという行為が、とても貴重な大切なことのように思える
読了日:7月13日 著者:吉田篤弘
100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図感想
アメリカのスゴイところというのは、こういうことをやっている人を政府が取り込んでいるところにあるのだと思う。また日本は戦争をしなければならないのか......。これは何かの布石なのか? みんな個人の信条では、戦争なんかしたくないと思っているが、国は国であるために、戦争を仕掛けることもあるのだろう。次世代、次々世代のために、「世界をほんの少し良い場所にして」去っていきたいものだ
読了日:7月11日 著者:ジョージフリードマン,GeorgeFriedman
神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫)神様の御用人 (2) (メディアワークス文庫)感想
『神様の御用人』があまりに軽くて面白かったので、続けて読んでしまった。貧乏神も神様だよなあ......
読了日:7月8日 著者:浅葉なつ
神様の御用人 (メディアワークス文庫)神様の御用人 (メディアワークス文庫)感想
おじさんは、表紙のライトさに手を伸ばしずらかったのです......。神様を身近に感じさせて、いいんじゃないでしょうか。と、おじさん的な発言をしてしまいましたが、日本人のよさって、こういうところにもあるんだと、なぜかW杯サッカーのさなか思うのでした。日本に宗教はないのか! と外国の人は言うかもしれないけど、キリストやアラーのような存在をもたないが、神様の存在をなんとなく信じているこのゆるやかな宗教感が日本人には合っていると思う
読了日:7月7日 著者:浅葉なつ
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物食品の裏側―みんな大好きな食品添加物感想
仕事の関係で読んだのだが......。 食品添加物の専門商社で働いていた、現場をもっともよく知っている人の本なので、リアリティありあり。必要以上に騒ぎ立てることはないが、知らないとどんなことになっているか、わかったもんじゃない
読了日:7月5日 著者:安部司
「骨ストレッチ」ランニング 心地よく速く走る骨の使い方 (講談社+α新書)「骨ストレッチ」ランニング 心地よく速く走る骨の使い方 (講談社+α新書)感想
甲野善紀氏との対談本を読んで、「骨ストレッチ」のことを知りたくて手にする。読む順番が逆だった。――運動の理論、体のことは、こうやってどんどん知られていくのだと、よくわかる。だから年々、競技の記録が上がるんだろうなあ。今なら、「気をつけ」の姿勢がいかに不自然なのかがよくわかる。――「気をつけ」って書くとヘンな感じ
読了日:7月4日 著者:松村卓
「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書)感想
カラダのことは本当に不思議。自分のことなのに、自分のカラダをコントロールできている人って、どのくらいいるのだろう。松村卓氏の「骨ストレッチ」のことを知らずに読んだので、深く読解できなかったのがちょっと残念
読了日:7月3日 著者:甲野善紀,松村卓
日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと感想
タイトルすごくいいと思った。ただ、できたら内容もタイトルに合わせたものだけにしてほしかった。現代の問題点を作者の意見として述べるのはまったく問題なく、内容はその通りだと思うのだが、このタイトルで一貫して通してほしかった。――日本史や世界史は、現代から逆行して教えるべきだと思った。その方が、「歴史」に興味が湧くし、現代をより理解することができるから。太古から遡ってきても、大事なところまで行きつかないし。
読了日:7月2日 著者:高橋史朗
金色機械金色機械感想
何だろうこのざわざわした感じは......と思ったら、以前読んだ『夜市』の作者の本だった。ざわざわ感を味わいたくなったらまた恒川光太郎の名前で探してみよう!
読了日:7月1日 著者:恒川光太郎

読書メーター

2014/07/19   6月の読書記録

6月の読書記録。
教訓――読み進まない本は、相性が悪いか、いま必要としていないから。6月は、そんな本に何冊か当たってしまい、ワジワジする思いにかられた――途中まで読み進めて、どうもこれは......と思ったら無理して読まない!
2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1613ページ
ナイス数:36ナイス

ナモナキラクエン (角川文庫)ナモナキラクエン (角川文庫)感想
親と子の話なのか、家族の話なのか、人と人の繋がりの話なのか、そんなことはどうでもよくなるほど人っていいなあと思わせる。人それぞれの生まれ育った状況によって、読後の感想は微妙に異なるんじゃないだろうか。でも決してイヤな気分にはならない
読了日:6月19日 著者:小路幸也
沈黙の春 (新潮文庫)沈黙の春 (新潮文庫)感想
50年以上も前に書かれたもの。それから人類は何もかわっちゃいないのだろうか。いや、さらに悪くなっているのではないだろうか。 「化学薬品をむやみにまき散らせば、破滅するのは目指す相手ではなく、自分自身だ」 「化学薬品には、染色体を打ち壊すだけの力がひそんでいる」 「二十億年余りにわたって原形質から進化し淘汰されてきた遺産を、私たち一代限りで使っていいものではない」 「朝早く起きても、鳥の鳴き声がしない。それでいて春だけがやってくる......」 ――もう引き戻せないのか人類は
読了日:6月18日 著者:レイチェルカーソン
野菜の裏側 ―本当に安全でおいしい野菜の選び方野菜の裏側 ―本当に安全でおいしい野菜の選び方感想
仕事で手にした本だったけど、あらま面白い! が素直な感想。生きていく上で、視点を変えることが大切だということ。変えてみないと本質を見失いかねないこと等をかってに学習した
読了日:6月10日 著者:河名秀郎
小森生活向上クラブ (双葉文庫)小森生活向上クラブ (双葉文庫)感想
帯に「ユーモア小説」とあり、表4には「ブラックユーモアの快作」とあるけど、こういった内容が"ユーモア"であるなら、ユーモア小説はもう読まなくていいかも(個人的にはですよ)。ちょっとつらかった
読了日:6月5日 著者:室積光
夢のカルテ (角川文庫)夢のカルテ (角川文庫)感想
高野和明氏の本をむさぼり読んでもう何冊目か。ホントに人に優しいんだよなあ。取り上げる根本が、SFというのでもなくファンタジーというのでもなく、奇抜すぎず、ありそうかな、あってもいいかなと思わせる微妙なところで物語を作り上げていくところがスキ。そうか!"作り話"の立ち位置がスキなのかも
読了日:6月3日 著者:高野和明,阪上仁志

読書メーター

2014/06/13   5月の読書記録

5月の読書記録。
なんだか集中して同じジャンルというか同じ著者ものを読んだ月だった。まあこんな月があってもいいかな
2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5799ページ
ナイス数:50ナイス

魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)感想
本棚から出てきた借りていた文庫。1993年初版、刊行は1979年。なんともスゴイ人の組合せ。内容は、今読んでも古くさくない、どころかそうそうと思うこと多々。臨床心理学者、河合隼雄氏の後を継いでいる人物って誰なんだろう!? 人の心を扱うジャンルとしては、今はスピリチュアルの人のほうが多いと感じる。このジャンルは、人にとってとても大切だと思う。悩める人は当時よりも増えそして深くなってる気がするから
読了日:5月30日 著者:河合隼雄,谷川俊太郎
6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)感想
また高野和明を読んでしまった。今度は「予知」。題材に何が出てきても、もう驚かない。というか、それで展開する? のほうがおもしろく読める。別に、予知があるかないかを検証する本ではないのだから。あることが前提で物語が展開する面白さが好きかも。短編集(中編集?)で、「6時間後に君は死ぬ」と、最後の「3時間後に僕は死ぬ」の繋がりというか流れも上手。元々、テレビドラマのために作られた物語だったようだ。たぶん自分は、文字のほうが好き
読了日:5月27日 著者:高野和明
運を良くする運を良くする感想
六爻占術、当たるらしいゾ。不思議なことは、「ありえない」と否定した瞬間にその人にとって「無」となるが、「ありえるかもしれない」と否定も肯定もしないままだと、本当にある時にきっといいことがある
読了日:5月25日 著者:山川健一,森田健,王虎応
カササギたちの四季 (光文社文庫)カササギたちの四季 (光文社文庫)感想
なんだかホッとした。ここのところ読んでいた本に偏った傾向があったので。四季、4つのストーリー。手軽に読めて、謎解きを自分なりに考えると、それはカササギだったりして......というのは読んでのお楽しみ
読了日:5月24日 著者:道尾秀介
日本をダメにしたB層の研究日本をダメにしたB層の研究感想
一連の適菜収ストリーはこの本でいったん休止しようと、この流れのメインテーマだった「B層」のことを読む。立て続けに読んだので、話のカブリが大半で、しかし何度も読むうちに、あるいは読み飛ばすうちに、ちょっとは冷静にいられるようになろうと、B層に片足を突っ込んでいた自分は思うのであった(片足だったろうか、ずっぽりだったろうか......。誰が判断するわけでもないからいいのだが。民主主義とはいったい何なのかを考えるいい機会にはなった)
読了日:5月22日 著者:適菜収
K・Nの悲劇 (講談社文庫)K・Nの悲劇 (講談社文庫)感想
高野和明著の何冊目になるのか、『幽霊人命救助隊』もそうだったけど、幽霊とか憑依とかを普通にテーマとして取り上げているところが、らしいといえばらしい。そういえば、最初に呼んだ『ジェノサイド』もSFっぽい要素が含まれていたなあ。しかし、根本的なテーマは夫婦愛だったり、命の大切さだったり......。表紙の絵は、ムンクだった
読了日:5月21日 著者:高野和明
箸の持ち方――人間の価値はどこで決まるのか? (フォレスト2545新書)箸の持ち方――人間の価値はどこで決まるのか? (フォレスト2545新書)感想
もうやけになって適菜収第5段。なんで「箸の持ち方」で、しかもサブタイトルが「人間の価値はどこで決まるのか?」なのだ――と思うのは至極当然。なんだか、しつけとか道徳とか、結局そういったところに行きつくのか。しかし、自分で「立ち居振る舞いのきれいな大人になる」とかを目標にしているということは、少なからずこの本に書いてあることの一部はかなり意識しているのだと思う
読了日:5月20日 著者:適菜収
日本を救うC層の研究日本を救うC層の研究感想
もうここまで来たら一連の流れを全部読んでしまおうと適菜収第4弾。日本をダメにした「B層」のことばかりでなく、"日本救う"「C層」の話。このテーマで展開している限り話はかぶってくるが、テーマや展開はこの本がいちばん好きかも
読了日:5月19日 著者:適菜収
バカを治す (フォレスト2545新書)バカを治す (フォレスト2545新書)感想
立て続け適菜収著の第3弾。なぜにこのような過激タイトルにしたのか。言っていることはとてもまとも。というか、勉強になる。タイトルや表現レベルで"文句"を言う人がいるが、冷静に読むと文句言っている自分が"バカ"に思えてくるから要注意!
読了日:5月18日 著者:適菜収
幸運の印を見つける方法幸運の印を見つける方法感想
森田健氏、第三弾。六爻占術の達人、王虎応氏と山川健一氏たちとの対談形式で展開。実例の話は既読の2冊と結構かぶっているが、トラさんが直接語る話には興味津々。「外応」――奥深そう
読了日:5月16日 著者:森田健山川健一
運命を変える未来からの情報 改訂版---奇跡の予知術が人生を強運にする運命を変える未来からの情報 改訂版---奇跡の予知術が人生を強運にする感想
森田健氏の著書、第二弾。この前に読んだ本の2年後に出版されたもの。六爻占術のこと、より詳しく。『幸運の女神を~』と違って、「女神」は出てこないが「集合無意識」が登場。時間は、過去から未来に流れるのではなく、未来から流れる......以前、科学者が行っていたような気がする話が出てくる。外応の捉え方......ふむふむ
読了日:5月15日 著者:森田健
幸運の女神を味方にする方法幸運の女神を味方にする方法感想
「~になりますように」という"願望"は、神様にすがっているようで、本音では"命令"と紙一重――なるほど。幸運の女神は質問されるのが好き――ふむふむ。「幸せになれますように」は最悪の願望――ガーン! 六爻占術のこと、外応のこと、もっと知りたくて読む。
読了日:5月14日 著者:森田健
ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)感想
『ゲーテの警告』を読んで、すぐそのあとに読む。『ゲーテ~』でいい足りなかったのだろう。"バカ呼ばわり"は続く......。確かにそうとうなずける部分とじゃあどうすりゃいいんだと憤る部分が残ったまま。さあ、どうする
読了日:5月13日 著者:適菜収
ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 (講談社プラスアルファ新書)ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体 (講談社プラスアルファ新書)感想
以前、『いたこニーチェ』を読んで、随分とおもしろい哲学者だなあと思い、『脳内ニーチェ』なども読んだ。書店で、久しぶりに名前を見つけ購読。こんなに過激に物言う人とは知らなかった......。出版されたのが2011年。当時の政府、政治家、それを取りまく環境などなどに、よほど腹を立てていたのだろう。名指しで「バカ」呼ばわりされる人多数。ものの見方や考え方は多面的なほうが、より正しい判断、決断ができるとしたら、このようにズバズバ言ってくれる人はいたほうがいい。近著を何冊か読んでみたくなった
読了日:5月11日 著者:適菜収
幽霊人命救助隊 (文春文庫)幽霊人命救助隊 (文春文庫)感想
幽霊が自殺しようとしている者を救う......。文字にしてみると、なんのこっちゃという感じ。これだけ読んだら、買わない、読まない。しか~し、読むべし! 解説の養老孟司先生もおっしゃっているように、読むべし! 高野和明氏を立て続けに読んでいるが、テーマの掘りさげ方とか、人の描き方とか本当にスゴイと思う。このテーマで、これだけの枚数を書ききり、読ませてしまう。でも、調子に乗っていた若いころだったら読みきれなかったかも。
読了日:5月9日 著者:高野和明
病気は才能病気は才能感想
前向き! ポジティブ!! 野口晴哉氏は『風邪の効用』で、風邪は身体をアップデートするものだ......と提唱したが、たしかに"病気"をどうとらえるか、考えさせられた。こういう考え、悪くはない。というかいいかも
読了日:5月8日 著者:おのころ心平
うまくいく人は、なぜ「自律神経」を意識しているのか? 体幹を鍛え、「軸」をつくりだす「1日30秒」セル・エクササイズうまくいく人は、なぜ「自律神経」を意識しているのか? 体幹を鍛え、「軸」をつくりだす「1日30秒」セル・エクササイズ感想
「自律神経」はずっと気になっていて、気がつくと著者本も何冊目かだった。エクササイズが載っているところが新しく、やっている気功・太極拳の動きとすごく似ているところがあって、ふむふむと妙に納得。
読了日:5月6日 著者:小林弘幸
13階段 (講談社文庫)13階段 (講談社文庫)感想
高野和明著『ジェノサイド』『クレイヴディッガー』で3冊目。ストーリーの紡ぎ方が本当に上手。テーマは重い。死刑制度のこと、死刑を執行する刑務官のこと、人を殺す人の心情、殺された親の気持ち、それでも人を信じたいと思う気持ち......救いようがない現実の中で生きていかなければならないということ。GWの最中、『悲しみの歌』に続き、重いテーマの本を読んでしまった
読了日:5月5日 著者:高野和明
悲しみの歌 (新潮文庫)悲しみの歌 (新潮文庫)感想
人は結局、悲しい生き物なのか? 正義感は薄っぺらでしかなく、見栄は醜く、優しさはしょせん報われないものなのか......。昭和52年(1977年)刊行。37年前には手にしても読み進めなかったかもしれない
読了日:5月4日 著者:遠藤周作
二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9)二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9)感想
谷川俊太郎のデビュー作! 掲載している詩は18歳、19歳ごろのもの!? 感性するどすぎです。今さらですが、読めてよかったです。英訳はまだ読んでいませんが、折をみて少しずつ読んでみようかなと......。自分が生まれるまでに、すでに生みだされていたものとは......
読了日:5月2日 著者:谷川俊太郎
薬が病気をつくる ~薬に頼らずに健康で長生きする方法薬が病気をつくる ~薬に頼らずに健康で長生きする方法感想
いやホント、そうですよ! 熱が出たとか、お腹が痛くなった時、薬で熱を下げたり、薬で腹痛を抑えたりするけど、それは症状を抑えるだけであって、その根本となっている悪いところを治すわけじゃないですからね。その勘違いには気をつけなければならないですよね!!
読了日:5月1日 著者:宇多川久美子

読書メーター

2014/05/07   4月の読書記録

4月の読書記録。
無性に物語が読みたくなって、小説を集中して読むクセがある。なぜそうなるかというと、仕事で読もうとしている本がなかなか読み進めない時......。で、小説にはまって、立て続けに読むパターン。『記念試合』『クレイヴディッガー』は面白さを堪能しました!
2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3062ページ
ナイス数:20ナイス

だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法感想
中高校生向けの本なのかな。本棚の隅っこに隠れていたのを引っ張り出してきた。脳の話は、まるで神話のように話されていた時期からはひと段落したと勝手に感じている。それは、記憶をするのが仕事のひとつだがとても忘れっぽく、意外と暴走しやすく、良いことばかりじゃないということが分かってきたから!? オールマイティーなスーパースターを期待していたところってきっとあったよね。池谷裕二氏の本はとてもわかりやすい
読了日:4月28日 著者:池谷裕二
日本がもっと好きになる神道と仏教の話 (PHP文庫)日本がもっと好きになる神道と仏教の話 (PHP文庫)感想
たぶん、このおふたりの対談本を以前読んだことがあるような気がする。『「神道」と「仏教」の話』というタイトルが上手! 本全体は、ふむふむと納得しながら読めた部分と、なぜか引っかかって読み進めなかった部分が混在した。自分なりの理由は何となく分かるが、言わない。内容はいいいのだが、展開というか主張というか以前よりもバランス良くないと感じたのがひとつの理由
読了日:4月27日 著者:竹田恒泰,塩沼亮潤
百魂百色 日本の神様が結ぶスピリチュアルな世界百魂百色 日本の神様が結ぶスピリチュアルな世界感想
『神様カード』を愛用して何年くらいになるだろう。著者の作だが、もとアテンダントだったとは知らなかった。"スピリチュアル"な世界が特別のものというわけではなく、身近なものだと感じさせる内容。――実は、よくわからない言葉が、ところどころ出てきたのだけど......、きっとそのうちに分かるのだろう
読了日:4月24日 著者:大野百合子
蔦屋蔦屋感想
出版関係では知らぬ者がいない(はずの)蔦屋重三郎の物語。蔦重と歌麿が義理の従兄弟だったり、成功を収めたと思ったら松平定信の粛正にあったり、写楽が登場したり・・・・・。いい意味で登場人物が人間っぽく、そして主人公が誰なのか分からない面白さ。作者が20代と知ってちょっと驚き!
読了日:4月22日 著者:谷津矢車
グレイヴディッガー (角川文庫)グレイヴディッガー (角川文庫)感想
『ジェノサイド』の高野和明氏の著書ということで手にする。『ジェノサイド』もそうだったが、ストーリー性抜群! わずか1日かそこらの話なのに、物語の広がり、人間模様、社会性、悪と善(?)などなど、おもしろいったらありゃしない。文庫で読んだのだが、ハードカバーとラスト数行が異なるとか......ううう~っ、気になる!!!
読了日:4月20日 著者:高野和明
「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)「サバを読む」の「サバ」の正体: NHK 気になることば (新潮文庫)感想
印象に残ったのは、あとがきの「人々のことばへの関心は、かつての「間違いの指摘」「粗探し」から、お互いに心地よく伝え合うための言葉は、どうあるべきかに移ってきたようだ」という一文。確かに、「言葉が乱れている」とはいつの時代にもいわれることだが、言葉は、常に変化はするが、本質=伝える役目は変わらない
読了日:4月17日 著者:NHKアナウンス室
まほろばの王たちまほろばの王たち感想
タイトルにひかれて手にした。役小角の若いころの話だったとは。歴史上の人物がウマイ具合に絡み合い展開する、軽~く読む物語。深~く知ろうと思ったら、もっともっと奥が深い時代であり、テーマのはず、とも思う。気軽にあの頃の時代のことを楽しむにはいい
読了日:4月15日 著者:仁木英之
亜米利加ニモ負ケズ (新潮文庫)亜米利加ニモ負ケズ (新潮文庫)感想
ホント、あーさーびなーどサン、ニホンゴジョウズスギデス!
読了日:4月10日 著者:アーサービナード
記念試合 (小学館文庫)記念試合 (小学館文庫)感想
室積 光氏の6冊目。基本的に笑いを取る書き方をする人かと思っていたが、シリアスな内容だった。。すっごくよかった。解説にバンカラ版フィールド・オブ・ドリームスと書いてあるが、最後のシーンは彷彿とさせるが、奥はもっともっと深い。そろそろ、戦争を生き抜いてきた世代がいなくなってしまう時代になるが、そういった時代でもイキキと生きてきた人たちがいるということを、このように本から知ることができるのは幸せだ
読了日:4月9日 著者:室積光
ミステリー通り商店街ミステリー通り商店街感想
『史上最強の内閣』後、室積 光氏の著書を一気買いして読んだ5冊目。軽さでは一番かな
読了日:4月5日 著者:室積光
ドイツ発「気と波動」健康法 バイオ レゾナンスが甦らせる“いのちの力"ドイツ発「気と波動」健康法 バイオ レゾナンスが甦らせる“いのちの力"感想
「気」の流れを我々は(我々というのは東洋人は、くらいの意味なんだが)、感覚的に捉えて理解しているが、欧米人はそれを機械で計ろうとするというところがおもしろい。内容は、すんなり理解。でも、機械がなければ何もできない......。ただ、体だけじゃなくて、衣食住に渡って話が展開するのがなるほどと納得
読了日:4月4日 著者:ヴィンフリート・ジモン
地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと感想
奇跡のりんごの木村秋則さんの本だと、ついつい手を伸ばしてしまう。内容は、今までの本とそう変わらないのだけれど、新しい動向が分かる。年を追うごとに精鋭化してきているような気がする。それだけ"ヤバイ"状況なのか......
読了日:4月3日 著者:木村秋則

読書メーター

2014/04/04   3月の読書記録

3月の読書記録。
ずっと読みたかった伊藤計劃も読めたし、考えさせる本も、考えなくてすむ本も・・・・・。手軽に読める中にしっかりと思想が入っている小説というのは、やはり本の力だなと思った。
2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3562ページ
ナイス数:28ナイス

太一~UFOに乗った少年太一~UFOに乗った少年感想
スピリチュアルを題材にした・・・・・と言ってしまえばそれまでなのだが、「未知との遭遇」とか「E.T.」とかに、実は近かったりして・・・・・と思ったりして。SFジャンルと言えなくもなく、ファンタジーとも言えなくもなく。何を前面で出すかによって、ジャンルが決まるのかなあ。しばらくして、あんなことをテーマに書いた本、あったなあと思い出すかも。
読了日:3月31日 著者:宝生明
達人の弟子 海を渡る (中公文庫)達人の弟子 海を渡る (中公文庫)感想
『達人 山を下る』に続く、文庫本書き下ろし。達人が相手にするのが「国際紛争」まで広がってしまったので、前作ほどの"ひょっとして"あり得るんじゃないか感は薄らいでしまった気がする。ただ、人生訓(!?)を織り交ぜるウマサはさすが。前作の心配事が解消されていてホッとした。
読了日:3月29日 著者:室積光
達人 山を下る (2011-09-22T00:00:00.000)達人 山を下る (2011-09-22T00:00:00.000)感想
『史上最強の内閣』と『史上最強の大臣』を読んで、さかのぼった室積光の3冊目。なるほど、もともとこういった路線なんだ。軽くて痛快で風刺が効いていて、ちょっとお下品で人情味も混ぜつつ・・・・・。いい作家さん見~つけた!
読了日:3月28日 著者:室積光
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)感想
知人のデザイナーさんにもすすめられていて、ずっと読もうと思っていた本。さてと思って書棚を探したら何と2冊も出てきた! で、やっと読めた。タイトルの意味は読んでなるほどと、そのアイデアはいい。突っ込みが甘いと評されたこともあったようだが、悪くはない。SFだけど近未来にありそうな感じが、自分は好き。情報が直接視覚に入ってくるとか(ありそう!)、ナノコーティングで見えなくなるとか(カメレオンか!)、人工筋肉のポッドとか(!!)、そういったネタも楽しい。著者の早逝がなんとも惜しい......
読了日:3月27日 著者:伊藤計劃
史上最強の大臣: THE CABINET2史上最強の大臣: THE CABINET2感想
『史上最強の内閣』がおもしろかったので読む。今回は教育がテーマ。小説のいいところは、登場するいろいろな人の考えが分かること――といった人がいたが、この本では教育や道徳、世代などなど真剣に考えさせられた。マジなテーマをおもしろく、そして今回も泣かせるんだよなあ。著者の本、もちょっと読んでみよっと
読了日:3月22日 著者:室積光
神のささやき(発行:青鴎社〈Seiousha〉)神のささやき(発行:青鴎社〈Seiousha〉)感想
すすめられて読む。預言者というか、神の声を伝える著者の5冊目の本。ここまでどんな本を書いてきたかは知らない。信じるか信じないかは、それぞれ次第。しかし「信じない」と言ってしまい閉ざしてしまうことはしない。真実の欠片があるかもしれない。欠片どころか・・・・・。神を信じるのは悪いことじゃないと、改めて思う
読了日:3月20日 著者:迫登茂子(さこともこ)
[完全版]生きがいの創造 (PHP文庫)[完全版]生きがいの創造 (PHP文庫)感想
いや~ボリュームのある一冊だった。「スピリチュアル」という言葉だけで拒否反応を示す人っているかと思うが、いい日本語訳ないのでしょうか? WHO世界保健機関の健康の定義に、肉体的健康、精神的健康、社会的健康に1998年「spiritual health」が加わった。日本WHO協会のHPには、「spiritualは、人間の尊厳の確保や生活の質を考えるために必要で本質的なもの」「日本語では、mentalもspiritualも同じく精神的と訳してしまいそうになる......」とある。確かに生活の質を考えるのにいい一冊!
読了日:3月16日 著者:飯田史彦
史上最強の内閣 (小学館文庫)史上最強の内閣 (小学館文庫)感想
好きな小説の基準として「映像化できない」というのが自分の中にあるのだが、まさにソレ! 荒唐無稽とか傍若無人とか痛快無比とか、まずいんじゃないそんなことまで書いてしまって、を楽しめる。最後にそんな締めくくりがあったとは・・・・・は、読むお楽しみに。
読了日:3月11日 著者:室積光
(023)私が伝えたい日本現代史1934-1960 (ポプラ新書)(023)私が伝えたい日本現代史1934-1960 (ポプラ新書)感想
歴史は、一方向から見ているだけでは正しい判断ができないものだ(誰にとってだ?)とつくづく思った。直前に読んだ『あの戦争と日本人』とも違った印象を受けた。歴史を捉えるには、日本の状況だけを見ても理解できず、そのときアメリカは? イギリスは? 中国は?―――さらに、そこに多くの人が絡んでくるのだから複雑怪奇になるのは当たり前だ。もっともっと多くのジャーナリスト、知識人、歴史学者たちは、この時代を語らなければならないと思う。
読了日:3月9日 著者:田原総一朗
[超訳]エマソンの『自己信頼』[超訳]エマソンの『自己信頼』感想
エマソンの「世界をほんの少し、良い場所にして去る」という言葉がすてきだと思い本をはじめて読んだ。1803-1882だから、130年以上前の思想家だ。 正直、すんなりと入ってはこなかった。またしばらくしてからパラパラとページを繰ってみよう。こういったものは、原書が超訳で読むのがいいような気がする。
読了日:3月6日 著者:ラルフ・ウォルドー・エマソン
あの戦争と日本人 (文春文庫)あの戦争と日本人 (文春文庫)感想
先月、『そして、メディアは日本を戦争に導いた』を読んで、そしてこの本へ。「あとがき」のところに、戦争に対してのメディアが果たした役割というか功罪というかにちょっと触れいているが、そちらを先に読んでしまった。――歴史は勝者がつくるとはよく言われるが、いま権力を持つものは都合の悪い過去を隠したがるもの。今の日本の指導者というか政治家というか、「あの戦争」の前後と同じような動きをしている者がいないかどうか、目をこらして監視しなければならない。手遅れにならないように
読了日:3月6日 著者:半藤一利
頭がよくなる逆説の思考術頭がよくなる逆説の思考術感想
『頭がよくなる思考術』に続いて読んだ。前作が2005年発行で、この本が2013年発行。8年も経っているとは思えない......というか、年月に関係がない内容ということ。前作に続き、たいへんにわかりやすい哲学者の言葉。仕事にも生きることにも、参考になるというか脳が刺激されるというか、考えるヒントが満載というか、できれば他の人には読ませたくないというか(ウソウソ!)。 できるだけ多くの人が読めばいいのにと心から思う。特に、10代20代30代!!!
読了日:3月4日 著者:白取春彦

読書メーター

2014/03/04   2月の読書記録

ブログ更新。 読書記録だけど......。 ちょいと仕事がらみの本が多かったが、久しぶりに山際淳司氏の文章を満喫。 『山際淳司――スポーツ・ノンフィクション』は、約800ページの傑作集。 スポーが、改めて読み直して、自分は本当にこの人の文章が好きだと再認識。 2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3336ページ
ナイス数:57ナイス

頭がよくなる思考術頭がよくなる思考術感想
哲学者の言葉は難解なものが多いというイメージだったが、なんとわかりやすい内容か。著者は、『超訳 ニーチェの言葉』を書いた人だった! しかも、初版2005年!! まったく古さを感じなかった。哲学とはそういうものかと妙に感心した。これは"使える"。付箋張ろうかと思ってやめた。ほとんどのページにつきそうだったから
読了日:2月27日 著者:白取春彦
カラダ・プロファイリングカラダ・プロファイリング感想
すすめられて読んだ。身体の特徴やクセは、その人の内蔵とリンクしている、というのは先駆者たちがいろいろと分析してきたこと。イマ風の事例などから分析しているのでわかりやすいといえば、わかりやすい。で、それからどうするんだっけ? とフッと思ったのは、自らすすんで読んだのではなかったからなのかもしれない。しばらくしてから、パラパラするかも
読了日:2月26日 著者:おのころ心平
そして、メディアは日本を戦争に導いたそして、メディアは日本を戦争に導いた感想
本当に歴史を知らないのだ、戦後生まれの多くの人々は。学校の授業でも、幕末~昭和~戦争~戦後なんて学んだ記憶がない。でも、歴史から学ぶには、このあたりがとても重要なのだ。しかも、その時代におけるメディアの立ち位置! メディアに携わる者は、もっと学ばなければならないと痛感するだろう。勉強しなさすぎ! 自分も含めてだけど
読了日:2月23日 著者:半藤一利,保阪正康
カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書)カネを積まれても使いたくない日本語 (朝日新書)感想
その通り! という事例がてんこ盛り!! 街中にあふれる奇妙の言い回しに「気持ち悪っ」と思いつつ、いつの間にか慣れてしまっている言葉もあったり......。日本人の、「過剰なまでのへりくだり」「あいまいにぼかす」「相手を異様に持ち上げる」意識から生まれてきた言葉といわれれば、なるほどとも思う。しかし、誰が聞いても美しい言葉を話したい。というか、美しいと意識させない"普通"の日本語を話せるようになりたい
読了日:2月20日 著者:内館牧子
現代の陰陽師 安倍成道現代の陰陽師 安倍成道感想
安倍晴明の末裔という著者。歴史物ではない陰陽師の本。もともとは影の存在である陰陽師が、現代では表に出てこざるおえないということなのか。人を救うことももちろん大切だが、日本自体を救ってほしいゾ!
読了日:2月18日 著者:安倍成道
山際淳司―スポーツ・ノンフィクション傑作集成山際淳司―スポーツ・ノンフィクション傑作集成感想
スポーツにドラマを求めるのはどうか――という論議があったのも、スポーツ・ノンフィクションという読み物があったからかもしれない。アメリカでは古くから(早くから?)この手のジャンルがあって、書き手も読み手も数多くいたようだが、日本の先駆けとなったのは、自分の中では間違いなく山際淳司氏だ。選手に、スポーツに寄り添うような文章がたまらなく好き。文章には人柄が出るものなのだ
読了日:2月15日 著者:山際淳司
魂を浄化するたった1つの方法魂を浄化するたった1つの方法感想
著者は、ヒマラヤで修行をして瞑想の最高境地サマディに達した世界で初、唯一のヨガの聖者。あるがままの自分を受け入れる絶対的なひと言、「これでいいのだ」......。バカボンのパパは、というか赤塚不二夫さんは、ある種、悟りの境地に達していたんだろうなあ......。内容は、まじめで本質を突いているすごく役に立つ内容なのだ!
読了日:2月14日 著者:相川圭子
くちびるに歌をくちびるに歌を感想
青春小説ってあまり読まないんだけど、一気読みしてしまった。語る人が変わる構成なので、最初はこれは誰? と思うのだけれど、なるほどそう繋がるのかとあとあと納得。若いうちって悩むし、ぼっちになる時もあるし、爆発する時もあって、それでいいんじゃないと思うのだ
読了日:2月10日 著者:中田永一
今日という日は一度だけ今日という日は一度だけ感想
著者の本を連続読み。こういったコメント集は判断が難しい
読了日:2月6日 著者:松原照子
幸せを導く未来の暦幸せを導く未来の暦感想
「世見者」の著者の本を連続読み。未来を予言すること、書き残すことってすごく勇気のいることだと思う。後半の、宇宙の話、歴史の話もおもしろい
読了日:2月5日 著者:松原照子
ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)感想
成功する人にはこういうこだわりがあるもんだ。「運」を偶然に降りそそいでくるものとは思っておらず、貯めるコツを熟知している。それを実行するのが難しいんだけどね、凡人には。でも、生き方がやさしくなるかも
読了日:2月5日 著者:萩本欽一
幸福への近道幸福への近道感想
「不思議な世界」の方々からのメッセージが"当たる"と話題の著者。内容はとても"まとも"で生きる糧となるメッセージがたくさん。それを読み取れるか、自分のものにできるかということ
読了日:2月4日 著者:松原照子
神さまがやどる お掃除の本神さまがやどる お掃除の本感想
ちょっとタイトルが気になって・・・。トイレの神様ってそういえばお名前存じ上げていないなあと。波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)と波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)のきょうだい神なのだそう。行動は気持ちに左右されるから、こういう切り口はありだよなあと
読了日:2月4日 著者:きさいち登志子

読書メーター

2014/02/03   1月の読書記録

昨年、一時期停滞していたが、正月をはさんで普通に本が読めるようになってきた。 2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3065ページ
ナイス数:21ナイス

風邪の効用 (ちくま文庫)風邪の効用 (ちくま文庫)感想
タイトルだけ書店で見ても買わないだろうなあ......と思いつつ、野口晴哉氏の著書ということで手にした。内容は、驚きのことばかり! 風邪は体調をアップロードするためのものだったとは。だから、風邪は治すのではなく経過をみるのだそうだ。目ウロコとはこのこと
読了日:1月30日 著者:野口晴哉
虎と月 (文春文庫)虎と月 (文春文庫)感想
中国の古い小説『人虎伝』を読み、中島敦が『山月記』を書き、その『山月記』を柳広司が読み、『虎と月』を書いた。しかも超読みやすく。軽いタッチはキライじゃなかった。ちょうど軽いモノを読みたかったから
読了日:1月27日 著者:柳広司
小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1)小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1)感想
小路幸也さんのこういったところが本当に好き。新ジャンルに挑戦する(たぶん)本を読んで、あれっと思ったのだけど、人を書いたものはいい! ほのぼのと心があたたまります。
読了日:1月26日 著者:小路幸也
きれいになる気功: 激動の時代をしなやかに生きる (ちくま文庫)きれいになる気功: 激動の時代をしなやかに生きる (ちくま文庫)感想
ちょっと太極拳をやっていて気功とかに馴染みがあるからか、よくわかる。いろいろな流派(?)があって、言い回しなどが微妙に異なるのだけど、根本的なところが同じような気がする。ちがったジャンルの人たちの話を数多く読んだり聞いたりしていると、見えてくることがあるのだろう
読了日:1月24日 著者:鳥飼美和子
旅者の歌 始まりの地旅者の歌 始まりの地感想
ファンタジーなんだよな。なんといっていいやら。連作にするにしろ、一冊である程度完結する内容がなければいけないと思うのだけど......。老人の語りが入り、というか語りが中心なのか!? 主人公たちの性格というかキャラというか、どうもまだつかみきれず、感情移入しづらく、もやもや感だけが残ったかも。
読了日:1月22日 著者:小路幸也
整体入門 (ちくま文庫)整体入門 (ちくま文庫)感想
整体協会を設立した野口晴哉氏。名前は知っていたが、野口整体を受けたことないし、本を読んだのもはじめて。なるほど、カリスマ性のある人物なのだったのだろう。野口整体の考え方は、いろいろな形で、いろいろな分野でいきていると思う。もう少し調べてみようっと
読了日:1月18日 著者:野口晴哉
縄文の神秘 (学研M文庫)縄文の神秘 (学研M文庫)感想
縄文土器や土偶がこんなにたくさん出土しているとは知らなかった。あまりにも縄文時代のことを知らないことも認識した。土偶が全部、女性であることも知らなかった。知らないことばかり。もっともっと知りたくなる。そんなきっかけとなる一冊となったかも。
読了日:1月16日 著者:梅原猛
考えの整頓考えの整頓感想
自分はきっと、佐藤雅彦さんのことがスキなんだろうと思う。だって、ピタゴラスイッチのDVDも持ってるし、小説も読んだ。日常の中で感じた違和感のようなものをスルーしないところが常人と違うところ。その違和感を探りつつ、本質にストレートに突っ込むのではなく、周囲をグルグル回りながら見つめていく、思考方法がとてもスキなんだろうと思う
読了日:1月13日 著者:佐藤雅彦
時代の風音 (朝日文芸文庫)時代の風音 (朝日文芸文庫)感想
堀田善衞、司馬遼太郎、宮崎駿の鼎談本。なんだかスゴイ大人が日本にもいるんだなあと思った。1997年初版。時代は何も解決せぬまま、どんどん進んでいることに気づかされる
読了日:1月9日 著者:宮崎駿,堀田善衛,司馬遼太郎
整体から見る気と身体 (ちくま文庫)整体から見る気と身体 (ちくま文庫)感想
何気なく手にとった。太極拳をやっているので、何となく"気"のことはわかるつもりだが、なるほどと思うことも多々。片山氏ご本人が言っているのか、野口晴哉さんが言っているのかよくわからないので、野口氏の本を買いに行こうと思わせた
読了日:1月5日 著者:片山洋次郎
ポテト・スープが大好きな猫 (講談社文庫)ポテト・スープが大好きな猫 (講談社文庫)感想
本棚を整理してたらひょっこり出てきた。昨年、長く連れ添った猫を亡くしたので封印していたのかも。人はひとりじゃ生きられないというけど、猫といっしょなら生きていけるかも......
読了日:1月3日 著者:テリー・ファリッシュ
Coffee bluesCoffee blues感想
作者の本を気が付いたら随分と読んでいる。登場人物のほのぼの感は、ほかの作品ほどはなかったけど、基本的には人に優しいよなあ。
読了日:1月2日 著者:小路幸也

読書メーター

2013/09/02   8月の読書

8月に読んだのは......相も変わらず、ジャンルはバラバラ。 内山が編集に関わった『「不思議な世界の力」を借りて、幸せになる』は、読みやすかったですよ。 スピリチュアル系の初心者におすすめ。もちろん、中級・上級者にも! 以下、 2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2968ページ
ナイス数:28ナイス

政と源政と源感想
じーさん二人を主人公にするとは......。人を書かせたら本当にうまいなあ。ほのぼのした気持ちになれるから、人付き合いに疲れたときに読むといいかも
読了日:8月28日 著者:三浦しをん
撲撲少年 (単行本)撲撲少年 (単行本)感想
「僕僕先生」の著者の本だけど、「僕」じゃなくて「撲」なんだよね。"ボコボコにする"の格闘技がテーマ。しかし、格闘技を題材にした本ってあまりなかったかも。それだけ表現が超マニアック! 格闘技好きじゃないと、練習や試合のシーンなどわかりづらいかも。しかし、「僕僕先生」もそうだけど、なんで登場する女性がこういったタイプなんだろう......
読了日:8月25日 著者:仁木英之
半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫)半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫)感想
「腰抜け」というタイトルながら、しっかりと腰の据わった二人の対談。おもしろい! 『風立ちぬ』をもう一度観たいと思ってしまった。だって、細かなネタがたくさんだから。70歳、80歳は元気だなあ!!
読了日:8月22日 著者:半藤一利,宮崎駿
日本の本当の黒幕 上巻 龍馬暗殺と明治維新の闇日本の本当の黒幕 上巻 龍馬暗殺と明治維新の闇感想
直前に読んだ、高山正之著『マッカーサーは~』もすごいと思ったけど、歴史をこのように紐解くとは......。歴史とは勝者がつくるものとはよくいわれるが、真実の歴史ってどこを探せば見つかるものなんだろう。明治維新とはなんだったのか、坂本竜馬の暗殺の真実とは......。いやはや驚くことばかり。どこまで信じるかは、自分次第なんだろう。さて、下巻に行こう!
読了日:8月21日 著者:鬼塚英昭
変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き感想
高山正之氏の著書はお初。こんな過激なことを書いている人がいたとは......。歴史って何よ? 報道って何が正しい? と考えさせられる。ここまで堂々と書いてしまうとは、よほどのカクゴのある人なんだろうなあ。昔の著書を読もうか迷い中
読了日:8月16日 著者:高山正之
三つの鏡―ミヒャエル・エンデとの対話三つの鏡―ミヒャエル・エンデとの対話感想
『モモ』『はてしない物語』の作者と日本の知識人三人との対談集。作者の父で画家のエトガー・エンデとの親子展の開催を記念してつくられたもののよう。日本画家で絵本作家の安野光雅、放送作家の井上ひさし、ユング心理学の河合隼雄の三氏。河合隼雄氏との対談がいちばん面白かったかなあ
読了日:8月14日 著者:ミヒャエルエンデ,安野光雅,井上ひさし,河合隼雄,子安美知子
開運の作法:風水・占いよりすごい!開運の作法:風水・占いよりすごい!感想
風水でない、占いでない、知っている人は知っているE使い清水先生の、40の開運法。これはやってみたくなる!
読了日:8月13日 著者:清水祐尭
「不思議な世界の力」を借りて、幸せになる「不思議な世界の力」を借りて、幸せになる感想
不思議な能力をもつ著者の不思議な話がいっぱい。おぉ~なるほどと思うことと、なんのこと? と思うことも。そういうことね! と気づきもあるかも
読了日:8月12日 著者:松原照子
101歳の金言101歳の金言感想
101歳にして現役! 100歳からFacebookをはじめたりと、人は自分で限界を作らない限り大きな大きな可能性があるのだという、実証のような存在。だって、まだまだ半分ほどの歳なんだから
読了日:8月11日 著者:日野原重明
神の起源(下) (ソフトバンク文庫)神の起源(下) (ソフトバンク文庫)感想
壮大なテーマに突っ込みきれなかった......。しかし、帯にある「超大作スリラー!」って......。「スリラー」だったのか!! 文字デカいので上下巻でもすぐに読めます
読了日:8月9日 著者:J・T・ブラナン,J.T.Brannan
神の起源(上) (ソフトバンク文庫)神の起源(上) (ソフトバンク文庫)感想
壮大なテーマになるかと思いきや、上巻はひたすら逃げまくる......
読了日:8月7日 著者:J・T・ブラナン,J.T.Brannan
魂のヴィジョン魂のヴィジョン感想
"見える"血筋に生まれ、能力をもつ女性の話。そういった能力は否定しないが......何を伝えたかったのだろう
読了日:8月5日 著者:真印
日本人の心を解く――夢・神話・物語の深層へ (岩波現代全書)日本人の心を解く――夢・神話・物語の深層へ (岩波現代全書)感想
ユング研究所が主催したエラノス会議での4回の講義をまとめた内容。エラノス会議とは、心理学、宗教学、神話学、民俗学などの東西の研究者が集まり、スイスで開催されていた国際会議だが、学者さんの会議内容だからか、一般のわれわれにはちょっと距離がある......。さすが、岩波現代新書! といった感じか
読了日:8月4日 著者:河合隼雄

読書メーター

2012/05/02   森 達也著『オカルト』

オカルト」という言葉を久しぶりに目にした。
森 達也著『オカルト』。何ともストレートなタイトル。
「オカルト」って、最近聞かなくなってきた言葉のひとつだったのではないだろうか。
意味合いの延長線上には「スピリチュアル」という言葉があるのかもしれない。
しかし、「オカルト」という字面からはあいかわらず"怪しげ""うさんくささ"がプンプンと漂ってくる(いい意味で!)。

『オカルト』には、スプーン曲げの清田益章や秋山眞人などが登場する。
ほかにも出てくるのは、超心理学者、心霊研究者、陰陽師、UFO観測家、臨死体験者、そして最後には、TVや著書で話題のメンタリストDaiGo......。

科学的な根拠があかされないが、それでも否定しきれない世界......。


昔から思っていた。
霊界があるのかないのか、幽霊がいるのかいないのか、UFOは存在するのかしないのか......こういった「オカルト」話しは、後々には科学的に証明されるだろうと。
天動説が主流だった時代に、当初は地動説が受け入れられなかったように、時代が進めば何が真実かは少しずつ明らかになってきたように。

しかし、
スプーンを曲げられるとして、それはなんの役に立つの? ってずっと思っていた。
スプーンが曲げられることで、車体の板金技術に活かせるとか、宇宙ステーションでの船外活動を念じるだけでできるとか、そこまでくれば何となくわかるんだけどなあ。


どうも現在の「スピリチュアル」との違いを感じるのは、その辺なのかもしれない。
今の「スピリチュアル」は、割と具体的に"救われたい""楽になりたい""よりよくありたい"といった具体的な目的があって、そのために存在するもの......なのかな。
でも、そうなると「新興宗教」との境が微妙なんだよね、きっと。


以前このブログにも書いたが、仏教の「無記」という言葉が好きだ。
あるかもしれないし、ないかもしれない。だから決めつけずに、結論は出さない。
決めつけてしまうことは、知の体系を閉じてしまうことになるから。
閉じずに、開いたままでいる。
当分、これらの世界には寄り添っていくのだと思う。




実は、スプーンを曲げたことがある。
幽霊は見たことない。
UFOを見たような気がするが確証がもてない。
人の肩こりは治せたことがある。
でも、勘違いかもしれない。本当かもしれない。

さてさてこれから何を経験できるやら......。楽しみだ。