2015/09/18   大切なのは......続き

ラルフ・エマーソンの言葉を書いた。

「わたしにとって大切なのは
 世界をほんの少し、よい場所にして去ることだ


ネットで飛びかう発言を見ていると、解釈次第では、いろいろな捉え方ができると感じた。

"人の不正を暴く""正義の味方"を気取ると、
人の発言や行動を批判することは、「世界をよい場所に」するためにやっていることだと、言えないこともない。

でも、この言葉は、悪を正すという発想ではないと思う。
「ほんの少し」「よい場所にして去る」とは、
自分でできること(だから、ほんの少し)を、
できる範囲で生きやすくする(つまり、よい場所にする)、くらいの意味だ。
相手を叩きつぶそうとか、葬り去ろうという発想はない。
人の上に君臨するわけでもない(だから、去る)のだ。

気をつけないと、「世界をよくするために」、人と戦ってしまう。
戦うからには、勝とうとする。

戦いは、多くの場合、間違っている。
「たたかい」が必要だとするなら、それは「戦い」ではなく、「闘い」だ。
戦いは人を傷つけるが、闘いは自分を成長させる。


あいまいな言葉は、想像力が刺激され、さまざまないい発想に膨らむこともあるが、危険な発想に突き進むこともある。

言葉や文章を綴るのは難しい。
言葉の意味や、文章の意図を伝える仕事は......おもしろい




2015/09/09   これからの時代に人は何をしてけばいいか

産業革命が起こったのは、18世紀半ばから19世紀にかけてだった。
さまざまな分野で機械化が進み、肉体労働や人の手による作業が減り、生産効率が爆発的に上がった。

20世紀末から21世紀にかけて、コンピュータ革命が起きた。
数値処理やデータ処理が、人にはできないほどの規模とスピードで行われるようになった。
ネットワークも世界的な規模で広がり、ネットワーク自体の概念も変わった。
そして、人工頭脳が発達しつつある。

産業革命が起きたときに、
「機械にばかり任せておいては、人間がダメになる」
そんなことを言った人っていなかっただろうか。きっといたと思う。
自分だったら言っていたと思う。

今、コンピュータやネットワークが発達し、今後、人工頭脳がますます発達する。
そうすると、「人類は、人工頭脳に滅ぼされるのではないか」との懸念が起きる。

でもたぶん、実際に人工頭脳が一般に普及した時代になると、あの頃なんであんなことを言ってたんだろうと、杞憂に終わるのだと思う。
というか、杞憂に終わってほしい。


となると、人は何を成長させていけばいいのか。
きっと、感情とか感覚とか、機械化できないものや数値に置きかえられないものなのだ。

美しいとか、汚いとか、感動するとか、悲しいとか、おいしそうとか、おもしろいとか......
痛いとか、痒いとか、くすぐったとか、気持ちいいとか......
五感や第六感
どこからわいてくるのか分からない感情......

そういう部分を磨いていこうと思う。
(なんだかよくわからないけど、それが大切だと降りてきたのだ)