2012/08/31   地球外物質!

2012年8月30日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と茨城大学が、国際宇宙ステーションに設置した実験装置から回収した微粒子が、新種の地球外物質だと確認したとの発表があった。


おぉ~!
地球外物質!!
膨大な宇宙の謎のひとつがわかるかも!
記事にも「太陽系誕生の謎に迫る発見」とあるし、先日のヒッグス粒子の発見に続く快挙かも・・・・・
と反応したものの、どこか「?」と引っかかるものがあった。

よくよく記事を読んでみると、「新種」という言葉に、あれっ? を感じたよう。
新種って・・・・・。

もともとあったものを、今気がついただけじゃないのか?

よく、地球上でも、熱帯雨林の中でとか、深海で、"新種"の生き物を発見! なんていっているけど、
「何なに、今進化したばかりの生物を発見したってか?」と、突っ込みたくなる。
進化の過程の流れの中に属しない「種」が発見されたわけでもないのに、まったく使い方に注意してよ! といつも思うのだ。


一方で、こういった記事に接するたびに、本当にすごいなと思うのは、
「発見」したということは、同じものがまったくないということを明らかにしたことでしょう。
つまり、既存のものと一つひとつ比較して、全部違いますと証明したってこと。
全部だよ! 
「地球物質」がどれだけあるか知らないけど、地球にあるすべての物質と比べてみて、同じものはひとつとしてありませんでしたって言っているんだよね。
これはすごいと思う。

先の記事でも、宇宙ステーションの実験装置から回収されたのが、2005年ということ。
7年もの年月をかけて、すべて調べたのだろう。
その根気は素直にスゴイと思う。


「新種の地球外物質」は、鉱物だという。
地球上で確認されている鉱物の数は、約4400種ともいわれている。
直径約30マイクロメートルの微粒子を、7年もかけて、4400種と比較した。
もしかしたら、4400種目に調べた鉱物と同じかもしれない・・・・・そんなこと考えたりしなかったんだろうか。

いや、そんなこと実はたくさんあるのだと思う。
決して記事にならない、誰にも知られない、無駄にも思える労力の積み重ね。


しかし、このような積み重ねがないと、新しいこと、気づかなかったりするんだよなあ。

「経験はひとつも無駄にならない」というけど、なるほど、そういうことなんだよ。