2011/10/16   失敗は成功への近道!?

「マイクロ・スリップ(micro slip)」という現象。
ちょっとした(micro)したズレ(slip)を、繰り返し修正しながら最適な導線を発見しようとすること。

例えば、イチローのバッティング。
ボールにバットを当てるまでに、微妙にバットの軌跡を修正しながらボールを捉え、ヒットゾーンにボールを運ぶ。

コップをつかむという行為も、また同じ。
細かく見ると、指先はあっちへ行ったり、こっちへ行ったり細かい試行錯誤をしながら最適な動線を探す。そして、強く握るのか、滑らないようにはどのくらいの力でいいのかなどを修正しながら、実行するという。
繰り返し失敗しながら、運動精度は上がるものなのだ。


バイクが好きな人によると、コーナリングをするときには、コーナーを抜けた状態をイメージして曲がるという。
カーブに車体を傾けている状況を、一つひとつ細かく分解して、それを次から次へと実施していく感じ。
もちろん失敗すればクラッシュしてしまうので、繰り返し修正しながら、失敗をしないようにシミュレーションしてゆく。

コーナーを抜けていく自分を想定しながら、それに合わせていく・・・・・。
これって実は、未来に起こっていることに対して、今を合わせていく行為なのだと思う。


「時間は、未来から流れてきている」
ここでも少し前に書いたが、時間の概念は、過去から今へ、今から未来へ流れるもの、というのが一般的だったが、どうも最近は違うらしい。
未来と現在と過去は、一瞬にして存在する・・・・・、あるいは、未来から流れてくるらしい。


この次元に存在している我々、常に行う微修正と未来を想定した行動、これができれば目的に着実に近づけるのではないだろうか。



ビジネスの世界もよく言われること
「失敗はできるだけすればいい。ただし、致命的な失敗だけは避けるべき」ということ。

失敗は成功への近道
失敗を知らない者には女神は微笑まない
失敗のノウハウは成功への手引き・・・・・

失敗を修正しながら、成功への精度を上げていくのは、同じだ。
あと大切なのは、未来を想定したビジョン!



先日、亡くなった、スティーブ・ジョブズは、
アップル社を設立し、パーソナル・コンピュータを開発、マッキントッシュを作ったが、自分が作った会社から追放され、10年ちょいで復帰した。
その後は語るまでもない。
スティーブ・ジョブズが、自分の人生の断片でも、"失敗"と思っていたかどうかはわからない。
しかし、明確な自分のビジョンを持っていたからこそ、あれだけのことを実行できたのだと思う。
彼は、明確な自分の未来を想定し、そこに向かって進むだけだったのだ。


しかし、病に冒され、こんなに若くしてこの世を去ることを想定はしていなかっただろう。
肉体とは、まさにやっかいなもの。合掌




「社長! また仕事でクライアントを怒らせてしまいました!!」
「なに嬉しそうに報告しているんだ!」
「だって、失敗は成功への近道だって社長が・・・・・」
「だっっからよ~!」







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