2011/09/07   もうひとつの「2」――「ダブルバインド」

前回、「脳のデュアルタスク」のことに触れた。
そのついでといっては何だが、「2」繋がりで、「デュアル・バインド」のことをちょっと・・・・・。


「デュアル・バインド」とは、二重拘束のことで、人を追い詰めて精神を失調させるコミュニケーションパターンのことをいう。

「デュアル・バインド」では、
メッセージを間違えて解釈すると罰せられるが、正しく解釈しても罰せられてしまう。


例えば、スポーツのゲームで敗れてしまった選手たちに監督が言う、こんなケース。
「どうして負けたかわかるか?」

この問いに対して、選手たちの答えが間違っていれば当然、罰せられる。
しかし、仮に正しく答えたとしても、罰せられる。それは、
「なぜ、負ける理由がわかっていながら負けるのだ!」
となるからだ。

選手たちは、どのように答えても罰せられることとなる。
受ける側は精神を失調させざるを得ない・・・・・。



しかし、これを利用するパターンもある。
「権力者」
強力な上下関係を打ち立てようとする者にとっては、効果的な方法ではある。


「なぜ、こんなわかりやすい仕事でミスをするんだ!?」
―――こんな発言をする上司にあったことないだろうか?
―――こんな発言を部下に言ったことはないだろうか?




「社長! どうしてウチはボーナスがチョビットしかでないんですか?」
「それでオレを精神的に追い詰めようとしているわけ? キミがもっと稼げば何とかなる問題かもね」
「うっ! 自業自得・・・・・」
「だっからよ~!」


コメントする